こんにちは、専業ライターの「ウチノマナト」です。
当ブログでは、初心者ライターの方々に向けて、私の「副業&専業ライター」経験から得た知識やスキルを発信していきます!
私は2021年7月から専業ライターとして働いていますが、
それまでは派遣営業としてフルタイムで働きながら、副業でライティングをしていました。
派遣なので重い責任を負わされることは無かったのですが、フルタイムで働きながらライター活動をするのはなかなか大変でしたね・・・。
ぶっちゃけ心が折れそうになったことが何度もあります。
やはりフルタイム本業との両立はかなり鬼畜です。
今回の記事では、本業の傍らで副業ライティングを両立させた経験を活かし、
本業と副業ライティングの両立方法について
について解説します!
マジで、副業と本業の両立問題は切っても切り離せません。
どっちも適当にやるわけにはいきませんからね・・・。
この記事では、私が実際に取り組んでいた「本業と両立するための具体的な方法」について話していきますね!
具体的な「副業と本業の両立方法」って?
まずは、今回説明する「具体的な本業と副業ライティングの両立方法」をまとめて確認しましょう!
- 納品スケジュールを事前に確認しておく
- 受注する仕事のラインを決めておく
- 仕事ごとにオリジナルマニュアルを作る
- 本業の隙間時間を活用する
ひとつずつ解説するので、本業との両立に困っている方は、ぜひ参考にしてください!
納品スケジュールを事前に確認しておく
納品スケジュールは必ず事前に確認しておきましょう。
仕事のスケジュール感は、クライアントごとで違います。
具体的には、以下3パターンで依頼されることが多いです。
- 月初にまとめて依頼をいただき、月末までに提出
- 「1記事完了したら次の1記事を執筆」という流れで執筆
- 「1週間に1記事」「2週間で3記事」など、細かい納品スケジュールに従う
どのスケジュールがマッチするのかは、自分の時間的余裕と相性次第です。
例えば、
「本業が忙しく予定が立てにくいので、月末までに提出OKな仕事が良い!」
であれば、1番がオススメですね。
反対に、
「ガンガン書きたいから、どんどん依頼してほしいぜ!」
という方なら、2番が良いでしょう。
依頼を受ける前に「仕事のスケジュール感チェック」を忘れると、
本業との両立が難しい納期で執筆することになります。
契約後に発覚すると、クライアントに相談しにくいですよね・・・。
なので、依頼を受ける前に必ず納品スケジュールをチェックし、自分のペースにマッチする仕事であるかを確認しましょう!
受注する仕事のラインを決めておく
受注できる仕事の限界ラインを事前に決めておきましょう。
自分のキャパを超える量の仕事を受けてしまうと、記事クオリティ低下や納期遅れの可能性が上がります。
当然ですが、クライアントがライターに求めるのは、
期日までに会社が求める(理想はそれ以上の)クオリティの記事を納品する
という一点です。
そのため、依頼を受けた後に、
「私のキャパでは書けないため、やっぱりキャンセルしたいです・・・」
「本業が忙しくて納期に間に合いません・・・」
という言い訳は通用しません。
私も一度、期日前日くらいにライターさんから「書く余裕が無かったので依頼をキャンセルしたい」と言われたことがあります。
数記事を依頼していたので、結構困りました・・・。
ライター側からすると手軽にキャンセルできるかもしれません。
しかし、クライアントからすると計画が狂うので、キャパオーバーで書けないという事態はマジで避けましょう。
それでは、どんな基準で受注する仕事のラインを設ければ良いのでしょうか?
私はいつも、以下の基準をもとに受注する仕事を決めています!
- 納品スケジュール
- 月(週)の執筆本数
- 単価
- 執筆ジャンル
- 具体的な執筆内容
あくまでも私の例なので、自分なりに「仕事を受ける基準」を作りましょう。
「仕事はどんなものでも引き受ける!」という状況を回避すれば、パンクする可能性は減らせます。
仕事ごとにオリジナルマニュアルを作る
副業ライターは、限られた時間を有効的に使うことが必須です。
そのため「執筆スピードを上げる」ということはもちろんですが、それ以外でも負担を減らせる部分があれば、改善しましょう。
その改善施策のひとつに挙げられるのが「各仕事でオリジナルマニュアルを作成する」というものです。
クライアントから渡される執筆マニュアルとは別で作成しています。
「え?マニュアルが2つもあると不便では?」
と思うかもしれません。
しかし、自作マニュアルは、渡された内容と違う方向性でまとめているので、その心配はありません。
具体的にまとめているのは、以下の内容です。
マニュアル内に明確な文章としては記載されていないが、フィードバックをいただく中で「このクライアントさんはこういう雰囲気や方向性が好みなのかも?」と感じた部分
クライアントのマニュアルに、全てのルールが細かく記載されているとは限りません。
出典ルールや基本的な語尾確認のみに留めてあることも多いです。
そのため自作マニュアルでは、クライアントに合わせた「詳細な表現方法の違い」「好ましい語尾」「記号の使い方」などをまとめています。
ちょっと例を出した方が良いですね。こんなイメージでまとめています。
A社
- 読者への投げかけ表現は避ける
- 単語説明の際は、□で囲う
- 「〜〜だと思います」などの主観表現は避ける
B社
- 読者への投げかけ表現を用いる
- 「〜〜です」などの断定表現は避ける
- 見出しの後は、すぐ本題に入らず「上記で〜〜について確認しました」などの表現を入れる
C社
- 見出しの閉じタグは不要
- 見出しの直後にいきなり本題から書いた方が良い
あくまでも例ですが、このようにクライアントごとで細かいルールをまとめています。
複数社と仕事をするとわかるのですが、記事に求められる表現って、本当にクライアントごとで異なるんですよね。
投げかけ表現NGな仕事もあれば、「積極的に読者とコミュニケーションを取るイメージでお願いします」ということもあります。
このようなクライアントごとのルールは、都度まとめておかないと
「あれ?この仕事ではこの表現ってOKだっけ???」
となりかねません。
個別のルールを思い出したり確認したりする手間も、積み重なると大きな障害になります。
確認の手間を軽減できるように、事前にクライアントごとのルールは自分なりにまとめておきましょう!
ちなみに余談ですが、こんな感じでクライアントごとに求められる文章は異なるため、
もしテストライティングに受からなくても、そこまで気にしなくてOKです!
あくまでも「その仕事に合わなかった」というだけなので、自分のライティング能力が低いと断定されるわけではありません。
もちろん中には、純粋なライティング能力が不足して不採用ということもありますが、絶対ではないため、そこまで落ち込む必要はないです。
本業の隙間時間を活用する
副業ライターの王道ともいうべき時間活用方法です。
本業ライターの強みは、なんといっても「安定収入が確保できている」ということ。
規定の時間は会社に縛られますが、その分、お金が減る心配はほぼありません。
安定収入を確保しながら、副業の作業もできるなんて、素晴らしい・・・!
もちろん「本業に支障を出さない」ということが前提ですが、以下のイメージで時間を上手に活用してみましょう。
- 仕事の移動時間で推敲する
- 休憩時間に構成だけ仕上げる
- スマホでSEOに関する記事に目を通す
というか最近は在宅勤務も普及してますし、(本業のタスクさえ終われば)堂々とライティングできますね・・・。いやあ、羨ましい。
本業があるからこそ、副業ライティングとの両立が超重要!
副業ライターは、本業もあるのでやること盛りだくさん。
そのため、自分でスケジューリングをして上手に両立させることが不可欠です。
間違っても「本業が忙しくて提出できませんした」なんて言い訳をしてはいけません。
今回紹介した「本業との両立方法」を参考にして、上手にライターの仕事に取り組みましょう!
- 納品スケジュールを事前に確認しておく
- 受注する仕事のラインを決めておく
- 仕事ごとにオリジナルマニュアルを作る
- 本業の隙間時間を活用する