こんにちは、専業SEOライターの「ウチノマナト」です!マーケティング・不動産・教育・ライフスタイル全般など、幅広いジャンルの記事を執筆しながらゆったり生活しています。
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今回の記事では「副業ライターが専業になる前に持っておきたい大切な意識」についてお話しします。
私は2021年7月に専業ライターになりましたが、会社を辞めた前後で仕事内容自体が大きく変わったわけではありません。
まあ、そりゃあですよね。会社を辞めるまでも副業ライターとして活動してましたし、「仕事に費やせる時間が増えた」くらいなもんです。
ただし、専業になってから「仕事への意識」について、意図的に変えた部分はあります。
もちろん、副業のときからライターとして働くうえでの心構えは持っていました。しかし、専業になったことで「より強く意識するようになった!」ということですね。
会社員という守られた立場から、自分で自分を経営する立場(カッコよく言ってみた)になるので、変えるべき意識もあると心がけておきましょう!
独立前にチェック!専業になる人が変えるべき意識5つ!
現在副業として働いており、今後専業になることを検討している方は、以下5つの意識を持っておきましょう!
- 断る仕事のラインを明確に持つ
- 自分なりのストレス対処法を持っておく
- 営業施策を少しずつ進める
- 自己管理の意識をメチャクチャ強く持つ
- 弱音は吐いても愚痴は吐かない
1.断る仕事のラインを明確に持つ
まず、専業になったら「断る仕事のライン」は明確に持っておきましょう。
専業はすべての時間を自由に使えます。仕事をする時間も、遊びに使う時間も、自分の好きなように作れるのが大きな魅力です。
しかし、自由な時間がありすぎるゆえに、「働かないと収入0」という焦りもあいまって、専業成り立ての頃はあるゆる仕事を受けてしまう人もいます。
副業の場合は、本業の時間があるので物理的にすべての仕事は引き受けられません。必然的にライティングの仕事を取捨選択する必要がありましたが、専業は時間が有り余るので、
「仕事を手元に抱えておかないと不安・・・」
という気持ちから、ついつい引き受け過ぎてしまうことも多いでしょう。
確かに、めちゃくちゃ気持ちはわかります。
私も、専業になった直後に「月10万円分」のクライアントとの契約が終わったときは、妥協して希望単価以下の仕事を受けまくろうとしてました。
しかし、不安があったとしても断る仕事のラインは明確に持つべきです。
絶対に!
そもそも、自分が希望しない仕事をやり続けても精神的にしんどいです。
まったく得意ではないジャンルの記事を書き続けたり、希望報酬以下の案件に取り組んだりするのは、想像以上に骨が折れます・・・。
メンタルの消耗を最小限に抑え、長くライターを続けるためにも、自分がやりたくない仕事のラインは必ず設けましょう。
断る仕事のラインは人それぞれです。例えば以下のような基準があります。
- 単価
- 執筆ジャンル
- クライアントの雰囲気
- 執筆文字数
- 作業工程の多さ
- 納期の長さ
- フィードバックの濃さ
自分で決めた「断る仕事のライン」を下回る仕事をやり続けても、全然ハッピーじゃありません。
収入への不安からすべての仕事に飛びつく気持ちもわかりますが、せっかく専業になったのにもったいないですよね。
加えて、仕事を精査することで「執筆以外にスキルを磨く時間」も確保できます!
ライターは、執筆以外にも図解作成・構成作成・ワードプレス入稿など、さまざまなスキルが必要です。
確かに「早く執筆できます!」というのも立派なスキルですが、いつまでもスピードのみをアピールポイントにして戦うわけにもいきません。
例えば、記事の下地となる構成作成が担当できれば、クライアントの負担をグッと減らせるので高単価な仕事を受注できる可能性が高まりますよね。
構成作成の重要性や具体的な作成方法は、以下の記事で解説しています。
あるいは、金融や不動産など、専門性が高いジャンルの資格取得に向けて勉強時間を確保するのも良いですね!
このように、断る仕事のラインを明確にしておくことで、時間を確保しスキルを磨くことも可能です。
私の場合は、専業になるにあたって「万が一ライター収入が0円になっても1年間は生活できる貯金」を確保してから会社を辞めました。
一番最悪の事態を想定しておけば、仮に多少収入が振るわなくても「数年は食っていけるから焦らなくても大丈夫!」という心持ちで安定できます。
もし親との関係性が良好なら「実家に戻り固定費を減らしてから専業になる」という選択肢も取れますね。
自分の気持ちに余裕を持たせられる工夫をして、「仕事を断ることへの抵抗感」を減らしましょう。
2.自分なりのストレス対処法を持っておく
専業ライターは孤独なのでストレスが溜まりやすいです。
会社勤めであれば、(社員との関係性にもよりますが)仕事後にパーッと飲み会で発散もできますよね。
ですが専業の場合は、自分で仲間を作らないと「飲み会でパーッと!!!」なんてことはできません。
私の場合は、同じライターさんと2週間に一度くらいの頻度で飲んでます。
いずれにしても、趣味・運動・食事・旅行・友人との長電話など、なんでもいいから定期的にストレス発散できる手段は持っておいた方が良いです。
もちろん、専業になったばかりだとお金の心配もあるとは思います。
ただ、ずっと節約してひたすら書くだけの生活を繰り返すと頭おかしくなります。
いやマジで、発狂しますよ。
(良くも悪くも)専業ライターは、自分のやり方次第で収入を変えられる職業です。
なので、「まあ仕事頑張って取り戻せばいいかな!」くらいの気持ちで、ある程度はストレス発散のためにお金や時間を費やしましょう。
これから先、何十年も専業として働く可能性があるならば、ずっと執筆ばかりするわけにはいきませんからね。
3.営業施策を少しずつ進める
専業ライターとして長い間働き続けるつもりなら、少しずつでも良いので営業行為に取り組んでおきましょう。
短期的に単発案件へ応募するのも大切ですが、長期施策も少しずつ進めることが重要です。
SNSを見ると、どうしても「3ヶ月で月収何百万!」というキラキラした実績ばかりが目立ちやすいですよね。
もちろん、圧倒的な実績は当人の努力があってこそなので、達成できているのは尊敬すべきこと。
とはいえ、専業が目指すべきは、短期間で瞬間的に稼ぐことではなく「長期的に収入を生み出す」ということです。
短期的な売り上げを作りつつ、長期的に仕事を獲得するための仕組み作りも欠かせません。
長期施策としては、
- SNS運用
- ブログ・HPの制作および運用
- 人脈作り
などが当てはまりますね。
長期施策は、目の前の売り上げを作るものではありません。未来の自分が仕事を獲得できるように、早い段階でタネを蒔く作業です。
現在は副業なので本業と合わせて収入に余裕があったとしても、専業になると直近の収入不安から「単発案件に応募しまくる」といったことに時間を使いがち。
もちろん単発案件も良いのですが、しっかり継続案件も獲得していかないと、
「また応募して仕事を探さないと収入がやばいな・・・」
という状態から抜け出せません。
「貯金を作ってから専業になる」などで気持ちに余裕を作っておき、多少目の前の売り上げを落としても、長期施策を実行できる環境を整えましょう!
4.自己管理の意識をメチャクチャ強く持つ
当たり前だけどめちゃくちゃ重要。
専業は、仕事をやるもやらないも自由です。毎日バリバリ仕事をしてもいいですし、
— ぶらりぼっち日和@ゆるり専業SEOライター&編集者 (@burarin_gurume) May 14, 2022
イカれた飲み会 pic.twitter.com/unRheiE244
— ぶらりぼっち日和@ゆるり専業SEOライター&編集者 (@burarin_gurume) April 30, 2022
「2時間前に飲みに誘われて居酒屋来る」というフリーランスっぽいことしています pic.twitter.com/RDxgxYbjva
— ぶらりぼっち日和@ゆるり専業SEOライター&編集者 (@burarin_gurume) April 27, 2022
夕方から飲みに行っても良いです。何したって文句は言われません。
副業であれば日中は本業があるので、イヤでも活動時間を確保する余地はありますが、専業はすべてのスケジュールが自由です。
もちろん、サボり過ぎて納期を過ぎたり収入が減ったりするリスクもあります。そうしたリスクも含めて、自分で管理しなければなりません。
ただし、専業は自己管理が大切とはいえ、例えば
「毎日6時に起きて9時間しっかり働き、夜22時に寝て規則正しい生活を送ろう!」
みたいな意識高いことをしなければいけない、というわけではありません。
大切なのは、「自分の性格や心の状態に合わせた自己管理をする」ということです。
私の場合、夕方が近づくにつれてモチベーションが異常に落ちるため(納期がやばいなどの事情がない限り)、午前中を中心に仕事しています。基本的に18時以降は絶対やりません。私にとっては、この進め方が一番効率が良いのです。
一方で、メンタル的に「午前中はどうしても動けない・・・」という人もいます。その場合は、無理せず夜をメインに仕事をするスケジュールを組み立てた方が良いです。
他にも、自己管理の方法としては以下が考えられます。
- 体調が悪いと感じたら、開き直ってその日は仕事しない
- カフェに移動して仕事する(お金はかかるが自宅でだらけるより絶対にマシ)
- ライター仲間と作業通話をしながら仕事する
- 公園で仕事する
こんな感じで、自分が一番仕事しやすい環境を管理する意識を持っておきましょう。
5.弱音は吐いても愚痴は吐かない
専業ライターをやっていると、いろんな不安が頭をよぎります。
「見直しで見落とした部分はないかな?」
「次でいきなり契約終了したりしないかな?」
「え・・・?あの人はもうあんなに稼いでるの?」
「もしかして、私の執筆スピード遅過ぎい・・・?」
「不安や悩みを抱えずに仕事をする」ということは無理なので、信頼できる仕事仲間やSNS上で吐き出すことは重要です。
共感してくれるライター仲間が増えることもあるし、経験者からアドバイスをもらえるたりするかもしれません。
ただし、不安や悩みじゃなくて「愚痴」はなるべく言わない方が良いです。
人間なので多少愚痴を抱えることもあるでしょう。私もついポロッと愚痴っちゃうこともあります。
問題なのは、愚痴を言う頻度や量です。
愚痴って手軽に呟きやすいし、共感も得やすいので、仲間を集めやすいんですよね。
専業は孤独なので、人とつながる手段として「愚痴を呟く」を選択しちゃう人がいてもおかしくありません。
ただ、愚痴りたくなるのをグッと堪えて「じゃあどうすれば改善できるかな?」という思考に切り替えた方が、長い目で見るとお得です。
愚痴を言ってクライアントとの問題が改善したり収入が上がったりするなら、いくらでも愚痴りましょう。
しかし、実際そんなことはあり得ないので、「思い切って契約を終了する」「改善提案をする」など、愚痴を言う前に現状を変えるため行動することが重要です。
会社に所属していない以上、愚痴ばかり言ったところで、誰も何も改善してくれません。
某人生逆転ゲームの言葉をお借りすると、
「世間はお前らのお母さんではない!」
ということです。
。。。
なんかすごい意識高めなことを書いてしまいましたが、あくまでも「やりすぎは良くないよ!」ということなので、永遠にポジティブなことばっかり言う必要もないです!
「愚痴を永遠に言うよりも自分がやれることをやった方が良いよね!」っていう意識を頭の片隅に入れておけば、仕事への取り組み方が変わりますよ。
意識+スキルを両方高めて専業になろう!
副業から専業になるうえでより強めるべき意識は、この6つです。
- 断る仕事のラインを明確に持つ
- 自分なりのストレス対処法を持っておく
- 営業施策を少しずつ進める
- 自己管理の意識をメチャクチャ強く持つ
- 弱音は吐いても愚痴は吐かない
もちろん、仕事への意識を高めただけでは専業としてやっていけません。しっかり勉強して、目の前の仕事に対し毎回丁寧に取り組むことが大前提です。
私のブログでも、仕事を進めるうえでのスキルに関してお話ししているので、よければ参考にしてください!