編集者視点

編集者業務も依頼されたライターへ。「自分にできるかな」と不安を感じなくてOK!

こんにちは、専業SEOライターの「内野マナト」です!マーケティング・不動産・教育・ライフスタイル全般など、幅広いジャンルの記事を執筆しながらゆったり生活しています。

より詳しい自己紹介は、私の「プロフィールページ」をご覧ください。ツイッターフォローもよろしくお願いします🙇‍♂️

前回の記事でも書きましたが、私が会社を辞めて専業になったのが2021年7月1日なので、実は地味にフリーランス1周年を迎えました。

ヒューヒューヒューヒューパチパチパチ👏👏👏

前回の記事で1年間の所感などをまとめているので、よかったら読んでみてください!

そんなこんなで専業になって1年、副業やブロガー時代も含めると4〜5年くらい、ライティングに関わってきました。

それだけの長い期間、書く仕事に関わっていると、お付き合いのあるクライアントから編集業務を依頼されることがあります。

私も現在、数社に編集として関わっていますが、すべてライターを経てクライアントから声をかけていただきました。

編集業務も任せてもらえると、自分の実力を評価していただけたようで嬉しいですよねえ。

とはいえ私も、最初はライター経験しか持っていなかったため、編集の依頼を受けたときは、

「ホントに自分が編集業務をやれるのか?」

と不安に感じていました。

編集業務では、他のライターが書いた記事に対する責任が発生するため、自分の執筆とはまた違った緊張があるんですよねえ・・・。

私も初めて記事編集に取り組んだときは、自分のフィードバックが合っているのか、不安に感じたものです。

しかし、自分が不安を感じたからこそわかるのですが、編集業務を怖がる必要はありません!

今回の記事では、私の経験をもとに「編集業務は怖くない!」ということについて解説します!

ライターとして完璧でなくても編集はできる!

私自身、編集者としてお声がけいただいた際に

「自分自身のライティングスキルに不安があるのに、できるだろうか・・・?」

とかなり不安を感じていました。

でも大丈夫です!

編集は、ライターとして完璧な文章が書けなくても取り組める業務です。

そもそもライティングと編集は、取り組む業務内容が異なります。

ライター:
キーワードに合わせてリサーチをし、読者のニーズを満たせる文章を書く

編集:
日本語の正しさや内容の正誤、論理構造などをチェックする

言うなれば「ライターはプレイヤー・編集者はマネージャー」ですね。

現場で実際に書くプレイヤーと、完成品をチェックするマネージャーに関しては、人によって向き・不向きがあります。

「文章執筆は苦手・・・」という人でも、第三者が書いた記事の内容や論理的におかしい部分、日本語の誤字・脱字を注意深くチェックできる人はいます。

逆に、ライターとして記事執筆経験が豊富でも、自分が書いている感覚を言語化できないと具体的なフィードバックが難しいため、編集をやるのは難しいでしょう。

そもそも論として「完璧なライター」というのは存在しません。

クライアントによってライターに求める基準は異なるし、文章の良し悪しには人の好みも含まれます。

私も複数のクライアントと契約していますが、「修正がゼロ」ということは基本的にありません。

サイトに求められる情報の深掘り度合いが足りなかったり、クライアントの細かい言葉のトンマナに合わなかったりして、修正が入ることはあります。

ということを考えると、

「修正されるような記事を書いてる自分が編集業務はやれないよ・・・」

なんて感じる必要はありません!

お声がけをもらった時点で評価が高い

そもそも、クライアントから「編集者をやりませんか?」とお声がけをいただいた時点で評価されているわけです。

つまりは、スカウト。

クライアントも、ライターとしての能力や仕事への誠実さ、働きっぷりを評価して編集業務を依頼しているはず。

なので、「自分は何もできないのでは・・・」なんてことは思わなくて大丈夫です!

文章の中身に言及できる視点を持つと活躍できる!

「なるほど!ちょっと自信出たぜ!ありがとうな内野!」

っていう人がいたら嬉しいです。

私も初めて編集業務を依頼された際は、自分ができるかという不安があったもので。

そういう不安を感じているときに、私の記事が役立てば嬉しいです。

不安が解消された人は、具体的に「編集者として必要な視点」を知っておくと、より自信を持って業務に取り組めます!

編集は、ライティングとは別のスキルが求められる業務です。

なので、自信を持つことに加えて、具体的に「なにを意識すればいいのか」という点も知っておく必要があります。

私の経験から考える、編集者に必要な視点は次の3つです!

  1. 記事のファクトチェックを実施する
  2. ピンとこない文章の原因を整理して言語化する
  3. ニーズを満たす適切なコンテンツが作れているかチェックする

編集者は、文章の見た目を整えるスキル(誤字脱字のチェック・適切な改行・冗長表現の削除etc)だけでなく、記事の中身に踏み込んだフィードバックも求められます。

どれだけキレイな日本語で書かれた記事でも、内容が間違っていたり説明が不十分な箇所があったりすれば、クオリティは上がりません。

記事のクオリティが低ければ、読者へのメッセージも伝わらないですし、そもそも最後まで読んでもらえない可能性もあります。

クオリティの高い記事を作成しクライアントに貢献するためにも、編集者に必要な視点を知っておきましょう!

編集者に必要な視点については、以下の記事で詳しく解説しています。

現役編集者が解説!編集業務に必要な3つの視点とは?編集者に必要なスキルは「日本語を修正できる」だけではありません。記事のクオリティを上げるために、より踏み込んだ視点を持つことが重要です。今回の記事では、現役編集者である筆者の経験をもとに、編集業務に必要な3つの視点についてお話しします!...

責任の大きさは肝に銘じよう!

このように編集者は、ライターとして完璧でなくても取り組めます。そもそも完璧なライターなんてものが存在しないですもんね。

むしろ、SEOやライティングについて勉強するほど、ゴールが見えないことをひしひしと痛感しております・・・。ライティングムズイ。

ただし、完璧なライターである必要はありませんが、「記事クオリティの責任を負うのは編集者」という意識は必ず持っておきましょう。

例えば、記事内容に事実とは違う内容が書かれたまま公開した場合、「チェックが甘い編集の責任」になります。

あるいは、ライターが何度も同じミスを繰り返すのであれば、「フィードバックの伝え方を改善しないといけないかな?」と考えるべきです。

編集に必要な視点を知って不安要素を解消しておこう!

完璧なライターは存在しない!そもそもクライアントからお声がかかっているのであれば、編集業務に対して不安を感じる必要ないよ!

繰り返しになりますが、これが今回の記事で伝えたかったことです。

初めて編集業務に取り組む前は、不安で当たり前。

私も自分に自信があるタイプではないので、依頼されたときはドッキドキでした。

私のように、新しい業務が始まる際に不安を感じるライターさんはたくさんいることでしょう。

今回の記事を読んで、新しい業務に挑戦する不安が少しでも解消されたら嬉しいです!