こんにちは、専業SEOライターの「内野マナト」です!マーケティング・不動産・教育・ライフスタイル全般など、幅広いジャンルの記事を執筆しながらゆったり生活しています。
より詳しい自己紹介は、私の「プロフィールページ」をご覧ください。ツイッターフォローもよろしくお願いします🙇♂️
今回の記事では「執筆スピードは気にしすぎなくてOK!」ということをお話ししていきます!
私はインターネット廃人なのでSNSを頻繁に見ているのですが、ライターの中には、
「執筆にすごい時間かかるなあ・・・」
という感じで悩みを呟いている方もいます。
確かにSNS上では、「◯時間でこのくらい文字を書けました!」「早く書けたので時給にすると◯円くらい!」など、スピードに関する呟きも多いです。
執筆スピードが早い人の呟きを見ていると、ついつい自分と比較しちゃいますよね・・・。私もそんなに早いタイプではないので、ライターを始めたての頃は執筆スピードが気になったものです。
しかし、ライティングで重要なのは執筆スピードだけではありません!
むしろ執筆スピードばかりに気を取られると、ライティングにおいて「スピードよりも重要な部分」を見落とす可能性もあります。
執筆スピードを他人と比較しちゃう気持ちはわかりますが、長くライターとして働き続けるためには、もっと重要な部分を見落とさないことが大切です!
執筆スピードも重要な要素のひとつではある
まず大前提として、ライティングにおいて「執筆スピードを無視していい」というわけではありません。
あ、いきなりタイトルをガン無視した内容になって恐縮です。
執筆スピードに関して言えば、遅いよりは早い方が仕事をしやすいです。執筆スピードが早ければ多くの記事を書けますし、短納期の緊急依頼にも対応できるのでクライアントにとって頼もしいライターになれるでしょう。
たくさんの記事を生み出すのは苦労もありますが、1日書きまくったあとは爽快な気分になりますからねえ・・・。アドレナリンが出まくりです。
という感じで、執筆スピードの早さがクライアントに対する提供価値になることは、もちろんあります!
執筆スピードは自然と身につくのでやたら不安に感じなくてOK!
執筆スピードはライターの強みになりうる部分なので、意識すること自体はもちろん大切です。
とはいえ、執筆スピードだけに囚われる必要もありません!
正直な話、執筆スピードに関しては、ライター活動を続けていればイヤでも向上するもの。自然とタイピングは早くなりますし、辞書機能なども覚えれば執筆はスムーズになります。
とくに継続案件であれば、執筆記事数が増えるごとにジャンルの知識が身につくので、リサーチに時間を割かなくても執筆できるでしょう。
結局、執筆スピードは「慣れ」の面が大きいです。なので、他のライターの執筆スピードと比べて、
「自分は遅いなあ・・・」
みたいに落ち込む必要はありません。
SNSには「何時間で何文字書けました!」とか「このくらいの時間で何文字書けた方が良いよね」みたいな主張が流れてきます。
もちろん執筆スピードが早いに越したことはありませんが、スピードの点のみを比較して、むやみに落ち込む必要はないので大丈夫です🙆♂️
そもそも執筆スピードが早い人の中には、「本業で文章に携わっている」など、経験値が違う人もいます。日頃から文章に携わっている人がライターを始めたら、そりゃ執筆スピードは早いですよね。
ライターとしてのベースが違う人もいるので、いちいち比較しても意味はありません。変に落ち込むだけなのでやめましょう!
「丁寧なリサーチ習慣」を早い段階で身に付けよう!
執筆スピードは、ライターを続けていれば自然と早くなります。個人的には、とくに「スピードを上げよう!」と意識しなくても、回数を重ねれば自然と早くなると思っています。
執筆スピードは自然と改善されるので、執筆スピードよりも「丁寧なリサーチ習慣」を最初の段階から意識する方が重要です!最初に述べた「スピードよりも重要な部分」とは、このことですね。
執筆する際は競合サイトなどをチェックするのですが、丁寧なリサーチ習慣については、自分で意識して取り組まなければ身に付きません。
毎回のリサーチで「適当に競合サイトを見て執筆する」ということを続けると、知らぬ間に悪いクセがついてしまいます。
ライターを始めたての段階であれば通用するかもしれませんが、さらなる報酬アップを狙うなら「丁寧にリサーチして読者の潜在ニーズを読み取る」というスキルを身につけることが必須です。
執筆スピード”だけ”を強みにするのは限界がある
いくら執筆スピードが早くても、リサーチが足りず競合サイトと似た記事しか作成できなければ、獲得できる仕事の幅は頭打ちになります。
「執筆スピードを一番の強みにする」というのは、最初の段階では通用しやすいですが、必ず限界は必ず訪れるもの。確かに執筆スピードがあれば、たくさんの記事を捌く案件では重宝されるでしょう。
しかし最近では、たくさんの記事を書くよりも「読者の不安や悩みを丁寧に解消できる」というコンテンツが求められる傾向にあります。量よりも質が重視されるようになっている、ということですね。
将来的に質を意識した記事を執筆するためにも、早い段階で「丁寧なリサーチ習慣」を意図的に身につけておきましょう!
私の経験上、クライアントの報酬についても「大量に書くのではなく1記事ごとで丁寧に執筆してほしい」という仕事内容の方が、単価設定も高いケースが多いです。
(あくまで私の感覚ですが)ライティング業界全体の流れとして、「たくさん書いて順位を上げる」という考えから脱し、1記事ごとのクオリティを重視するクライアントが増えてきたように思います。
「しっかりクオリティを磨いてほしいので単価も高めに設定するよ」という感じですね。
記事のクオリティを重視する傾向が主流になれば、執筆スピードが早くてもコンテンツの中身が微妙だと、ライターとしては限界を迎えてしまいます。
ライターとして長く働き続けたい方は、執筆スピードに囚われるのではなく、早い段階で「丁寧にリサーチしてクオリティの高い記事を作成する」という意識を身に付けた方が良いです!
丁寧なリサーチをするコツは?
記事のクオリティを上げるには、執筆スピードよりも丁寧なリサーチ習慣を身につけた方が良いです。
「じゃあ具体的に丁寧なリサーチってどうやるの?」
と感じる方もいますよね。
リサーチについては、以下の考え方を意識してみてください!
- 競合調査を実施する
- ペルソナをもとに読み手の意図を設定する
- 集めた情報をもとに見出しを作成する
- 読者が理解しやすい順番に見出しを並べ替える
- 執筆内容を簡単にまとめる
以前私が書いた「構成作成のステップ」の記事から抜粋しています。
上記の記事で触れているのは「構成作成におけるリサーチの方法」です。
しかし執筆時にも競合サイトのチェックは必要ですし、リサーチをする中で「この情報を入れるともっと良くなるのでは?」という改善の意識を持つことで、記事のクオリティは上がります。
クライアントからすると、漠然と構成に沿って執筆するライターよりも、クオリティを上げるために提案してくれる方がありがたいですよね。
先ほどお話ししたようにライター業界では、執筆スピードよりも記事自体のクオリティアップを求められる傾向が強まっています。
なので「自分はスピードが遅い・・・」と落ち込んでいる時間がもったいないです。執筆スピードはライティングに慣れれば自然と改善されるので、いちいち落ち込まず、丁寧なリサーチ習慣を身につけることに時間を使っていきましょう!
スピードを気にしすぎて大切な部分を見落とさないように注意!
ライティングにおいては執筆スピードも大切です。
しかし、記事の質がより重視される傾向にある今は、「丁寧なリサーチでクライアントに貢献できるか?」が重要性を増しています。
スピードにこだわるあまり、重要な部分を見落とさないように気をつけましょう!