こんにちは、専業SEOライターの「内野マナト」です!マーケティング・不動産・教育・ライフスタイル全般など、幅広いジャンルの記事を執筆しながらゆったり生活しています。
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今回の記事では、私がライターとして働き実感した「絶対に逃してはいけないスキルアップの場」についてお話しします!
皆さんはライティングスキルを磨くために、何を活用することが多いでしょうか?
- ライティングやSEOに関する本
- スキルについてまとめたブログ記事
- 有料商材
- サロン
- ライター向け勉強会
- 先輩ライターがTwitterで呟く内容
結構いろいろありますよね。別のライターさんが書いた記事を読むことも勉強につながるでしょう。
上記を活用して勉強することはもちろん大切!私も本を読んだり、他のライターさんが書いた記事を見て「なぜ読みやすいのか?」を考えたりした経験があります。
ですが、私が4年間ライターを続けた中で「ライターとして大きく成長につながった!」と実感したものは、今回紹介する2つ!
スキル面だけでなくライターとしての考え方を磨くキッカケにもなったため、これからライターとして長く働きたいと考えている人は参考にしてみてください!
1.クライアントのフィードバック
クライアントからのフィードバックは、ライターがスキルアップするうえでメチャクチャ重要です!
ライターさんの中には、このように考えている人もいるかと思います。
「フィードバックの量が多くて面倒!」
「修正に時間をかけたくないから、フィードバックが多い仕事は避ける!」
「修正が多くて時給換算すると金額が低いのでやりたくない」
確かに、執筆以外の部分に時間を取られると自分の労力が増えるので、なるべく「修正が多い仕事は避けたい」と考える人もいるでしょう。
その気持ちもすごいわかります。ライターは「稼働時間=収入」という側面が強いので、修正に時間をかけるよりも、別の記事を書きたくなりますよね。
でも「修正が多い仕事は避けたい」という考え方は、かなりもったいです。クライアントからのフィードバックをもらえれば、第三者の客観的な意見をもとに自分のスキルを一気に改善できます!
もちろん、ライティングスキルについては「本を読む」「商材を買う」などでも勉強できるでしょう。Twitterでもライティングに関するスキルを呟く人は多いですよね。
とはいえやはり、自分よりスキルを持つ人から直接フィードバックをもらったほうが何倍も早く成長できるのも事実です。
私自身、クライアントからの手厚いフィードバックを受けてスキルアップできた人間です。私の場合は、専業になったときからお世話になっているクライアントから毎回手厚いフィードバックをいただき、自分のスキルをゴリゴリに改善することができました。
- 「読めればいい」ではなく「スッと伝わる日本語」の書き方
- 読者のニーズを正しく把握する考え方
- 競合よりも優れたオリジナルコンテンツを作る方法
- 文章同士の論理を崩さない書き方
etc
などなど、かなり勉強させてもらいました。本などを使い独学で勉強しても、正直ここまでスキルは磨けなかったでしょう。
バッキバキに修正してもらったおかげで、記事を書く際に重要な視点を学ぶことができ、編集者としてのスキルも身につきました。
もし「自分にはスキルが足りない」と思っているのであれば、最初は時間がかかってもいいので、フィードバックが手厚いクライアントとの出会いを大切にしましょう。修正が多く時給換算で報酬が割りに合わないと感じても、ゴリゴリにフィードバックをもらいスキルを改善できれば、後々の仕事が間違いなく取り組みやすくなります。
専業になってから痛感するのですが、マジで「お金をもらいながら成長できる」ってかなり貴重な機会です。貴重な機会を逃さないためにも、クライアントからのフィードバックは最大限まで活用しましょう!
とはいえ、残念ながら「フィードバックが手厚いクライアント」を確実に見分ける方法はありません。正直こればっかりは運の要素が大きいです。私も運よく今のクライアントに巡り会えましたからねえ・・・。
確実に見分ける方法はありませんが、ひとつ注意点として挙げるのであれば、以下のクライアントは選ばないほうがいいかもしれません。
極端に低い単価でライター募集しつつ「単価は低いですがフィードバックは手厚いです!」と謳うクライアント
確かに、報酬が低い代わりにしっかりとしたフィードバックをする企業もあります。ただし「極端に低い単価(数千文字で報酬が数百円などの仕事)」の場合は注意が必要です。
安価で書いてくれるライターさんを集めるための謳い文句に過ぎない可能性があります。
吸収するフィードバックには優先度をつけよう!
ただし、フィードバックのすべてを吸収すればいいというわけではないため要注意です!
クライアントからのフィードバックは、主に以下の2つに分類できます。
A:ライティングスキル全般に関わるフィードバック
B:クライアント独自のトンマナに合わせるためのフィードバック
自分が「どちらのフィードバックを受けているのか?」を判断することが重要です!
Aの場合は、別の仕事でも活用できるため「すべてを吸収する!」くらいの勢いで学ぶのもよいでしょう。
Bについても、確かにフィードバックなので自分の文章に反映させることは大切です。とはいえ、編集者の好みなどが含まれることもあり別の仕事に活かせるとは限らないため、吸収する優先度はAよりも低いといえます。
2.オフレコの場
スキルアップにつながったもうひとつの場所は、飲み会など「オフレコの空間」です。オフレコの空間では、ライティングスキルだけでなく「ライターそのものに関する話」をたくさん吸収できます。
例えば私の場合は、こんな話をしてもらいました。
- 検索1位の獲得数だけではライターさんの実力は正確に掴めない(検索上位獲得には記事内容以外の要素も影響するため)
- 「納期を守ってレギュレーションを確認する」をできる人はかなり少ない
- クライアントごとに求めるスキルは違うので、契約が終わっても落ち込まない
- 応募文の指定項目に沿わないライターさんはマジで多い
- ライターさんはたくさんいるけど「ちゃんとコミュニケーションをとって仕事ができるライター」は少ない
こういう話を聞くと、例えば「納期を守る」とか当たり前に思っていたことが実は貴重なスキルだった、など新たな事実に気づけるので自信につながります。
「契約が終わっても落ち込む必要はない」なども、ライターを続けるうえで安心材料になりましたね。私は失敗を引きずるタイプなので、テストライティングに落ちたり契約が終わったりするたびに、メチャクチャ落ち込んでいました。
専業ライターは孤独な職業なので、自分で自分に自信をつけるための考え方を知れたのは大きな収穫です。
とくに、先ほどのフィードバックとも合わせて「読者のニーズを正しく把握する考え方」については、オフレコの場でも勉強できましたねえ。
もはや「ただ書くだけのライター」は通用しない。読者が求めるものをコンパクトに提供できる記事を書けるライターの重要性が増している
かなり大変なお話ですが、ライターとして働くうえでの現実を見せてもらったので、仕事をする際の意識が大きく変わりました。
このように、飲み会などオフレコの話が聞ける場に参加するとライターとしての考え方を改める機会にもなるため、積極的に参加してみましょう!
とはいえ、
「オフレコの場が大切なのはわかったけど、まだライター同士のつながりがない!」
という人もいると思います。とくにライターを始めたばかりの人だと、なかなかつながりを作るのも大変です。
オフレコの場で交流したい場合は、Twitterでちょこちょこオフ会を開いているライターさんに連絡してみるといいでしょう。オンライン飲みとかを定期的に開催している人もいますよ!
飲み会以外にも、コワーキングやオンラインでの作業会を開催している人もいます。いきなり飲み会に抵抗があっても、作業会なら比較的参加しやすいのではないでしょうか?
人とのつながりがライターとしての成長に大きな影響を与える!
ライターとして長く働くのであれば、ライティングスキルのアップはもちろん、仕事に対する考え方もアップデートしなければいけません。
本などの独学でも勉強できますが、クライアントからのフィードバックやオフレコの場での話など、誰かと実際に関わることで早いスピードでの成長が期待できます。
とくにフィードバックが手厚いクライアントとの出会いは貴重なので、もし一緒に仕事ができた際はしっかり勉強させてもらいましょう!